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牡蠣は過大評価されている

こんにちは、旅のトラウマ舎のOです。

伊勢に住んでいると、たくさんの観光客の方が訪れます。みなさん、色々楽しみに伊勢志摩にいらっしゃっていると思うのですが、その中でさすがに過熱していると思うモノがあります。それは「牡蠣」です。

牡蠣は美味い

まず前提として話しておきたいんですが、牡蠣は美味しいです。

なのですが、その上で過大評価されていると思うのです。

「牡蠣食べ放題!!」とか「生牡蠣1,000円!!」とかなってくると、そこまでして食べるもんかえ??ってなります。

ほかの貝と大差ない

牡蠣は美味いという大前提で、アサリもハマグリもホタテも一緒くらい美味しくないですか?特別、牡蠣だけが持て囃されるのはおかしいです。

なんなら、別にカレーライスやラーメンも美味しいですしホットケーキ・メロンパンも美味しいです。手羽先もどら焼きも美味しいですし、コーヒーゼリーも美味しいです。

ではなぜ、牡蠣だけが特別扱いされるのでしょうか。

2個、それらしい理由を見つけました。

牡蠣が特別扱いされる理由2つ

当たり外れの差が大きい

牡蠣、特に生牡蠣はハズレを引くととても食べられたものではありません。

一方でアサリなんかは身が小さいのもあってアタリハズレの差はあまり感じません。

美味しいきちんとしたものを食べたときのクオリティはアサリも牡蠣も同じくらいなのに対し、ハズレの牡蠣がやばすぎて上下の差が他の貝と比べて開いているのです。

この錯覚によって、いい牡蠣はすごく美味いと思ってしまっているんです。

牡蠣を食べられるという妙な優越感

牡蠣は好き嫌いが分かれます。これも生牡蠣に関しては特に分かれると思います。

牡蠣が苦手な人に対して「エーカキアンナニオイシイノニィー」なんて言う方もいます。これは、ジェットコースターが苦手な人に対して「えー!!もったいない!あんな気持ちいいのに!!」って言うのと一緒です。

使い方として正しいか分かりませんが、なんか妙な優越感があるように思えます。

私はこんな美味しいものを食べられる、あたるかもしれないがそのリスクを承知で食べられる。勇気を持って食べられる者だけが感じられる美味しさ!あなたはそれが分かってない!……みたいなね。すんません、卑屈で。

こっちに住んでると特別牡蠣を食べる機会はないんですが、観光の方に「えーもったいない!あんな美味しい牡蠣が近くで穫れるのに!」って言われることもたまにあります。

いや知らんがなという感じです。

いろいろ言ったけど

伊勢志摩…おもに鳥羽ですが、鳥羽の牡蠣は美味しいと思います。旅行の際はぜひ。

でも鳥羽の観光協会で働いてたら、「牡蠣美味しい店ありますか??」って聞かれる回数多くてノイローゼになりそうです。

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