こんにちは、旅のトラウマ舎のOです。
1年半くらい前に記事で取り上げたのですが、参宮線で交通系ICが使えるようになるかもよみたいな話ってどうなりました?
1年半前の記事
時が経ち…
つい先日、別でこんなニュースが流れました。
熊本の鉄道・バス5社「Suica・ICOCAやめます」の衝撃!交通系ICカード撤退ドミノはどこまで広がるのか? / Yahoo!ニュース
交通系ICを廃止するという、一見流れに反するようなニュース。しかし、詳細を見るとその理由もある意味納得できるものでした。
同じキャッシュレス決済でも、日本のガラパゴス規格である交通系ICよりも、クレジットカードのタッチ決済のほうが将来性があり維持費がかからない。
であれば、そもそも運営の厳しい地方公共交通機関は、交通系ICの維持メンテを行っていくよりほかの決済手段へ移行するというのも変な話ではありません。
交通系ICをの導入に莫大な費用がかかるというのは、ある程度交通関係に興味がある人の中では周知の事実ではありました。やはりかという気持ち反面、廃止か…という気持ちもあります。
実際、バス会社によってはPayPayでの決済を導入しているところもあります。
ローカル線、参宮線はどうなる
今回、例にあげた熊本の鉄道・バス会社はすべて路線として独立しているもの。
しかし、参宮線のような地方ローカル線は都心部とも線で繋がっています。そうなると、まだ交通系ICを導入していないローカル線区間だけ、タッチ決済やほかのキャッシュレス決済を導入するというのは難しいでしょう。
少し前ですが、昨年12月には以下のようなニュースがありました。
JR東海、東海道本線・飯田線・身延線でTOICA利用エリア拡大
飯田線など、いままで交通系ICが使えなかった路線で交通系ICが使えるようになったのです。このリリースの中に「今後も拡充していく」という記載があります。
つまり、参宮線も2026年・2027年にかけて交通系ICが導入されるのではないかと思います。
この先大きいイベントとしては、伊勢神宮の式年遷宮(20年に一度の遷宮行事)があります。前の式年遷宮では、観光需要も大きく増え、JRの快速みえも増結し4両で運行されていました。
参宮線の交通系IC導入があるなら、それより前を目安にするはず。2026年ごろからお木曳行事も始まっていくので、やはり2026年春ごろには導入があるのではないでしょうか。希望的観測ですが…。
改めて調べてみて、ちょっと安心しました。一応JRの沿線在住、使いやすくなるならそれはありがたいことです。JR東海さん、よろしくお願いします。