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伊勢市駅前の再開発と伊勢市駅周辺のパブリックスペースについて思うこと

こんにちは、旅のトラウマ舎Oです。

ここ数年、伊勢市駅前(JR側)の再開発が盛んです。三交インの別館ができたのが昨年2023年で、今はその横にマンションを建設しています。

個人的には

いや全然いいと思います。賛成。

まあそりゃあ、色んな意見あると思いますよ。前の雰囲気が好きだったとか、伊勢らしくない町並みになるのが微妙だとか。

でも新しくなるに越したことはないんですよね。町ってそうやって循環していくもんだと思うんです。ホテルが増えるのはいいことですし、伊勢市駅周辺に活気が出るならよいことです。

ちなみにこの三交インの別館が入っているビルは「MiraISE(ミライセ)」っていうらしいです。知ってました?

テナント難?

再開発自体は全然賛成なんですよ。ただ、ビルの1階になんかテナント入ってほしいです。

現状、フロアの使い方的には…
2階~4階 駐車場
5階~7階 市の子供や福祉にかんする施設
8階 ハローワーク
9階・10階 三交イン別館

となっています。

1階は駐車場の入口やエレベーターがあるだけで、なーんにもないんですよね。これがセンスなくない?って思うわけです。

ここになんか学習スペースでも図書館の支所でもコンビニでも…何かしらできてくれれば、スペースとしていくらかマシになると思うんですが、現状ただただ空間だけが広がっている状態です。

しかも薄暗い。ここ本当にホテルの入口なんか?みたいな暗さです。市の施設や三交インのための駐車場が必要っていうのは分かるのですが、2階~4階の使い方ももう少しなんとかならなかったんでしょうか。

パブリックスペースが足りてるならいいけど…

伊勢市駅の近くに十分にパブリックスペース(公共空間)があるなら、別に何かしらテナントが入るまでのんびり待っていてもいいと思うのです。

しかし現状、伊勢市駅の周辺で冷房や暖房が効いているパブリックスペースがほとんどありません。JRの伊勢市駅は冷房の効いた待合室が改札外に無く、屋外との仕切りも無いに等しいためじんわり暑いです。冬は風が吹き込んで寒いです。

観光地でありながら、おせじにも「観光客にやさしい」とは言えません。

地元民目線で見ても、駅周辺に時間を潰すところはありません。観光案内所とかも行かないですし、観光の方以上に時間の潰しようがない気もします。

図書館は駅から歩いていける距離ではありませんし、ほかに学習スペースなんかもありません。駅前すぐの参道沿いにカフェがあり、ビジネスの方も観光の方もみんなここで時間を潰しているような状態です。

10分・15分くらいなら苦ではありませんが、30分以上となると駅のベンチも少ない(改札外には12個しかない)ですし困ってしまうと思います。

このような状態で、駅徒歩3分のビル1階が死んでしまっているのは非常に残念です。少し歩くとはいえ、何かしら有効に活用できるはずです。

共通の見解と期待

そんな「MiraISE(ミライセ)」は、市民の中では「テナントが入ってないパッとしないビル」「駅前にあるのは知ってるけど用事なくてよく分からないビル」という印象かと思います。これもよくないですよね。

一回こういう印象になってしまうと良くないです。そもそも近寄ることがありませんし期待もされなくなってしまいます。さらに、テナント側の印象としてもイマイチです。

ガワだけ立派で中が空洞状態のビルも地方の衰退する都市の象徴です。せっかくできたビルですから、スペースを有効に活用して観光の方や地元民が有意義に使えるスペースにしてほしいものです。

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