伊勢は青春18きっぷが使いにくい vol.1【名古屋からのアクセス編】

こんにちは、旅のトラウマ舎のOです。

本日から青春18きっぷの夏シーズンが始まりました。コロナ明けで今年は列車旅に行くぞ！って人も多いのではないでしょうか。それに関連づいたちょっとしたボヤキです。

伊勢の交通事情

伊勢には2つの鉄道が通っています。それは近鉄とJR。そして青春18きっぷを使えるのは当然JRのみです。

しかしこのJR、本数が少ないうえに時間がかかるんですよ。そして何より問題なのが名古屋～伊勢で青春18きっぷを使う場合の「快速みえ問題」です。

青春18きっぷで快速みえに乗る際の「快速みえ問題」とは

快速みえというのは、名古屋～伊勢・鳥羽間を走るJRの快速列車。

注意点1：指定席は別料金が必要

快速みえには少しだけですが指定席があります。この指定席に座る場合は、青春18きっぷの場合でも通常の乗車券の場合でも別で指定席券が必要です。

指定席は1人530円です。

ただこれは指定席利用の場合のみ。2両編成の場合は1.5両分、4両編成の場合は3両分が自由席ですので、ほとんど関係ありません。問題は次の問題点2。

注意点2：JRじゃない線路を通るので別料金が必要

そうなんです。快速みえはJRの列車ですが、途中でJRじゃない線路を通るので、その分は青春18きっぷが使えません。

使えないと言っても乗っちゃいけないわけではなく、その分の運賃を別で支払えばOKです。

なんかややこしいですが「間借りで走っているからその分の運賃は別で払ってね」ということです。これが1人520円かかります。指定席利用でも、自由席利用でも全員必要です。

ちなみにこのルールは青春18きっぷを利用している場合のみ。普通に乗車券を買っている場合は最初からここの運賃も含まれているので、別途支払う必要がありません。

別料金を払わずに名古屋～伊勢間を青春18きっぷで移動するには

亀山経由で移動すればOKです。

快速みえはショートカットするために、途中伊勢鉄道という会社の線路を使っています。なので、伊勢鉄道に入らない、亀山行きの列車を利用すれば大丈夫です。

乗り換えが1回増えて所要時間が1時間くらい伸びる代わりに520円を節約できます。

…どうですか？すごく微妙なラインじゃないですか？これなら快速みえ乗りません？そうなんですよ、節約したくて青春18きっぷを使っているのに、時間的なことを考えると結局快速みえで+520円を払うことになるんです。

「快速みえ得ダネ4回数券」もチェック

名古屋～伊勢・鳥羽方面を快速みえで往復しようと考えている方は「快速みえ得ダネ4回数券」というきっぷもチェックしてみてください。

単純な回数券で伊勢鉄道の別料金不要なきっぷです。快速みえに乗るだけなら、青春18きっぷよりもオトクだと思います。

▼ 別の記事で詳しく紹介しています
「快速みえ得ダネ4回数券」が想像以上にお得で便利だった【JR東海】- 旅のトラウマ舎

▼JR東海のページはこちらから
快速みえ得ダネ4回数券 – JR東海

いろんな要素あると思うので、青春18きっぷで伊勢に来よう！と考えている方は一度柔軟に考えてみてください。

亀山経由か快速みえか…はたまた全てふりだしに戻して近鉄を使うか…。

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