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備考欄における「なる早希望」「◯◯日までに欲しいです」は意味ありません

こんにちは、WEB担当のOです。

今回はウェブショップにおける備考欄について、少しだけ喋ります。

備考欄に何を書く?

何も書かない方が大半かと思います。

書かれることとして多いのは以下のような内容です。

「持ち運ぶ用の紙袋がほしいです」「お茶とクッキーとを入れられる袋がほしいです」「熨斗は連名でお願いします」「旧字体の髙が使えなければ普通の高でお願いします」などです。

そしてもう1つ多いのが「なるべく早めでほしいです」「◯◯日までに必須でほしいです」というものです。

備考欄でのなる早希望

結論から申し上げますと、書かないのと一緒です。むしろ、書き方によっては確認でご連絡する場合があるため、書かない場合より時間がかかってしまうケースもあります。

そのくらいは融通してほしいという気持ちも分からなくはないですが、当店には お急ぎ便 というシステムがあります。これは、追加料金を払うことで発送を早くできるというシステムです。いってみれば、ファストパスみたいなもんです。

他のご注文をすっ飛ばして優先的に処理するわけですので、追加料金をいただいております。

追加料金を払ってお急ぎ便を注文してくださっているお客様がおりますので、備考欄に早めの希望日を記入いただいても優先的に処理することはできない。というわけです。

より遅くなってしまうケース

では、書かない場合より時間がかかってしまうのはどういった場合なのでしょうか。

たとえば、注文自体は「指定日なし」で「22日までに必須でほしいです」と書かれている場合。

指定日の欄に22日が出ていなかったので備考欄で希望されているのかと思います。しかしこれは指定できないから候補に出ていないわけです。備考欄に書いたからといって、スケジュール的に無理です。お急ぎ便なら可能かもしれません。

ですが、22日に届く”かもしれない”状態で発送することは可能です。例えば、東京であれば通常は翌日に配送されます。指定日なしでも21日に発送すれば22日に到着する場合がほとんどです。でも、確約ではありません。

21日発送が可能なら、22日を指定してくれればいいじゃないか!という理屈もありますが、それに関しては先ほども申し上げた通り「有料でお急ぎ便を使って早い日程を指定してくれているお客様がいらっしゃる以上、備考欄に書いただけでは対応できない」のです。

となると、確約じゃないとダメなのか、届きそうならそれでもいいのか、もしくは確約じゃないとダメな場合はお急ぎ便を有料で追加するかどうか、こっちでは判断しかねるのでお客様に問い合わせを送ることになります

この問い合わせの返信が遅いと発送が遅れ、何も書かなければ21日発送で22日に着いていたかもしれないのに、結果的に間に合わなくなってしまう…ということになり得ます。

この状況を避けるには

お急ぎ便はご注文の段階で、間に合わないならどうするかなどの選択肢が用意されており、システム的に注文を処理することができます。

個別での問い合わせなどが必要にならないため、こちらにとってもお客様にとってもストレスフリーかと思います。

言ったもん勝ちにならないよう

当ウェブショップ全体のコンセプトとして「言ったもん勝ちにならない」というのを非常に重要視しています。

一定のルールの中でご利用いただく。早く欲しい・試食を付けて欲しいなど、言ったもん勝ちにならないようにしています。これは特別扱いをしないというよりも、ルールの中でお買い物をしてくださっているお客様に対して失礼にならないようにするための心がけとなります。

お急ぎ便もその取り組みのひとつです。

もともとは、備考欄に「なる早希望」と書けば、こちらでなる早処理するようにしていました。しかし、これは普通にご注文をくださる方にしてみれば、言ったもん勝ちなわけです。

何卒、ご理解くださいませ。

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