サトナカクッキーを販売している実店舗「中谷武司協会」の最寄りのコンビニ、ファミリーマート伊勢河崎店が2023年1月19日を持って、閉店・移転しました。
このファミマは店の最寄りコンビニであり、私が小学生~高校生まで過ごした家の最寄りのコンビニでもあります。
今回は、このファミマの思い出話をします。
ampmだったころ
このファミマは昔はampmでした。
ampmだったとき、私はまだ小学生の低学年くらいでした。
タケシのウイスキーを買いに行ったとき、まだ小さいからと売ってもらえなかったのを覚えています。お酒は成人になってからというのは知っていましたが、おつかいで買うのもダメなんだ…ちょっと融通効かないなぁ…と小学生ながらに思ったのを覚えています。
ま、大人になってから思ったらそりゃそうなんですけど。
おつかいだけでなく、家に遊びに来た友達と一緒にお菓子を買いに行くのもこのampmでした。おこずかいを握りしめて、アイスやスナック菓子を買いに行ってました。
ファミリーマートになって
そんなampmが、あるときファミリーマートになりました。このとき、私は中学生くらい。
中学生だったころ、ドラゴンクエストとコラボしたスライム肉まんが販売中と聞いて駆けつけたところ、スチーマーの中に商品はあるのに、店員さんに「もう売り切れたんですよ~」と言われ、何も言えず帰ってきたことがありました。
もちろん心の中では思っていました。「いや、あるやん」って。でもその時考えました。これは明日の分で、1日あたりの販売個数が決まっているのだろう。店員さんもそういうしかないんだろう。って。
高校受験の勉強の合間に食べるお菓子を買いに行ったのはこのファミマ。高校に入って、部活帰りにチーズインチキンを買い食いしたのもこのファミマです。当時、ファミチキは180円とかしたので、私はちょっと安いチーズインチキンを買っていました。
高校を卒業してからの話ですが、当時販売されたファミリーマートのプライベートブランドの担々麺がとっても美味しくよく買っていたのですが、ある時店頭から消えてしまいました。この時の店長はampm時代からの店長で、私のこともよく知ってくれていたので、冗談半分で「担々麺また入れてくださいよ~っ」と言ってみたら、後日店頭に並んでいました。正直めちゃくちゃ感動しました。
コンビニなんて全国にいくらでもあって、正直画一化された接客と商品だと思っていました。でも、そこにはたしかにお店とお客のコミュニケーション、地域のコミュニティが存在していました。
そして今でも、中谷武司協会の店番をするときは開店前に立ち寄ってコーヒーやお昼ごはんを買っています。店頭のポップなんかも、このお店のコピー機でプリントしています。
さいごに
1月19日9時を持って閉店・移転した「ファミリーマート伊勢河崎店」のこれまでのスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
間違いなく、私はこのファミマ、ampmとともに成長してきました。
移転先はわずか数100m向こうですが、私にとってはかなり遠くに行ってしまった気分です。仕方ないんですけどね。
ほんとうにさいごに
19日、朝から閉店作業中のファミリーマート伊勢河崎店へ行ってきました。
いつもの店員さんに声をかけて、許可を得た上で店内の写真を取らせていただきました。
すでに商品はほぼありません。一部の商品は残っていますが、スーツを着た本部の方々がせっせと残っている商品をかごに詰め、運び出す作業をしていました。写真に写っている以外にも本部から来られたであろう方が全部で10人くらいおり、商品棚とは対照的に駐車場は社用車で満車になっていました。
コーヒーはまだ売れるとのことだったので、最後にコーヒーを購入して、このファミリーマートとはお別れです。
本当に、ありがとうございました。
ちなみに、跡地になにか入るのか聞いてみましたが、不明とのことでした。単純にコンビニが遠くなっちゃったので、何かしらコンビニ入ってくれるとちょっぴり嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。