こんにちは、サトナカウェブショップのWEB担当Oです。
前回に引き続き、WEB担当のお仕事のはなし。今回は「データ」に関してです。
データの扱い方
WEBをやっているとどうしてもデータを見なくてはいけない場面があります。
数字が苦手な人からしてみればなるべくやりたくない作業ですよね。
無責任なデータ論者
ウェブショップの運営を人に相談すると「データちゃんと取ってる?」とか言われることがあります。「たいして取ってない」と答えると、「ダメだよデータ見ないと」なんて返されたり…。
…でもそれ、ちょっと無責任じゃないですか?
よく言われますが、データは取るだけじゃダメ。ちゃんとそのデータを次に活かせないと意味がありません。データを取るだけなら誰でもできますが、データを活用するというのは誰にでも出来ることではありません。
データを活用できるか分からないのにデータを取れというのは、無駄なことを強いているだけなのです。正しく言うならば「データ取って活用したほうがいいよ」…と、こうなります。
見るデータ、見ないデータ
うちのショップにも、Google Analytics というグーグルのデータ確認サービスが入っています。でも実際に見ているデータはその中のごく一部。それも見たいときに見る程度でしかありません。
感覚的にわかるデータ
なんかアナログなことを言いますが、普段からウェブショップを管理していれば感覚的にデータを掴むことができます。PCとスマホの割合とか、男女比とか、年齢層とか。
そこから確実な数値に持っていくのがデータであり、数字として出さないといけない場合にやっと見に行く感じです。
感覚的に分からないデータ
逆に、Instagramからどのくらいのアクセスがあったとか、このページは平均で何秒見られているとか感覚的に分からないデータがあります。これは、データを取らないと分からない部分になるので、活用してInstagram投稿の改善・ページの改善ができるのであれば非常に有用なデータになります。
データを活用するぞ!ってなったときに、結構前者の分かりやすいデータを見に行って満足する方が多いような気がします。それで、まあ概ね想定通りだな…ってなって終わってしまうんです。それでは、ちょっともったいないです。
でもまあ、ほどほどに
個人的にですが、データを重視しすぎると沼る危険があります。
データに対して打った施策が上手くいかないと、自分のやっていることに自信を持てなくなってきます。また、イレギュラーな動きがあると動揺してしまったり、ページのコンセプトがどんどん崩れてしまったりもします。
なので、データは見たいときだけ見る。見たいデータだけ見る。というのが、ほどよくウェブショップを運営するうえでは大事なのかと思っています。
僕は検索キーワードを見るのが好きです。意外なワードからうちのショップに辿り着いてくれていると、なるほどな~ってなっておもしろいです。これもまた、データの使い方であり楽しみ方ですね。
カラーミーのほうでも、面白そうな記事が上がっていました。データの専門家の方がデータとの付き合い方を話してくれています。参考までに。
アクセス解析って重要?ネットショップ改善に必要なデータ分析方法を小川さんに聞いてみた。 – カラーミーショップ