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静かに近鉄特急に乗りたいならビスタカーの階上席がオススメです、まじで。

これ、マジです。

ビスタカーとは

  • ビスタカー外観
  • ビスタカー階下席
  • ビスタカー階上席

ビスタカーとは、近鉄が運行している二階建て特急です。

4両編成のうち真ん中2両が2階建てで、階上席と階下席に分かれています。階下席はグループ専用席(3~5人)で、ファミリーにも人気です。

ビスタカーをオススメする理由

グループやファミリーは階下席を取る

ビスタカーには4つのグループ席があるため、ワイワイ旅行を楽しみたい!というグループは階下席を確保します。

これによって、階上席は1人~2人の利用が多くなって比較的静かな空間となります。

1ブロックあたりの席数が少ない

ビスタカーは階上席と階下席がある都合上、中央に吹き抜け空間があります。この吹き抜け空間によって、車両が分断されているため階上席は1両につき7列×4席×2ブロックというふうに分かれています。

そのため、1ブロックあたりに乗る人の数が少ないです。これによって、賑やかなグループが同じブロックに乗ってくる確率が下がるだけでなく、そもそも人の数が少ないから静かになりやすいというわけです。

ビスタカー座席表

視界が高い

2階席というだけあって、窓から外を見たときの視界が明らかに高いです。だいたい普通の車両の屋根くらいの高さから景色を見ることができます。

純粋に景色を楽しめるので結構なメリットですね。

設備が古い

近鉄が運行している観光特急「しまかぜ」や「伊勢志摩ライナー」と比べると、ビスタカーは全体的に設備が古めです。そのため、近鉄も全面的に押し出しているわけではありません。

なので「ビスタカーの2階に乗りたい!」という目的を持って乗る人はあまりいません。

ちなみに、設備が古いのはもちろんデメリットでもあるので、後ほど詳しく解説します。

時刻表やチケットレス特急券で判断できる

ビスタカーは特徴的な車両のため、時刻表に分かりやすくマークが書かれています。

そのため、自分が乗りたいと思っている特急がビスタカーなのかそうではないのかを簡単に判断することができます。

名古屋→伊勢方面の時刻表、「V」みたいなアイコンがビスタカーです。

デメリットは?

設備が古い

ビスタカーはちょっとだけ古めの車両のため、コンセントが付いていません

そのほか、シートも少し古めで最新のシートと比べると座りごごちで劣るかもしれません。私はあまり気になりませんが…。

荷物棚が小さい

階上席は恐らくかなり屋根に近い位置にあるので、シートの上にある荷物棚が狭いです。

20Lのリュックサック×2個くらいなら置くことが出来ますが、それより大きいキャリーケースサイズの荷物は置くことができません。また、お土産などを買った場合も置き場所に困ってしまうかもしれません。

移動時は階段を上り下りする必要がある

階上席を取った場合、トイレや喫煙所に行く場合には階段を上り下りして他の車両へ行く必要があります。何気にしんどいです。

なので、私はビスタカーに乗る時は事前にトイレに行っておいて、乗ってからトイレに行かなくてすむようにしています。

ビスタカーの特急券を買う時に注意するポイント

ビスタカーには3つの席の種類があります。

通常席(普通の特急と変わらない席)
階上席(2階席)← 今回オススメした席!
階下席(グループ席)

チケットレスで買う時は、階上席を指定するようにしましょう。通常席は2階建て車両ではなく普通の特急と同じですので、注意してくださいね。

まとめ

以上、静かに過ごしたい時にビスタカーがオススメな理由をご紹介しました。

今回ご紹介したような理由から、私は名古屋や大阪に行くとき、選べるならビスタカーを選んで乗っています。しまかぜのように1日1本ということはなく、運行頻度もかなり多いので狙って乗るのも簡単です!

ぜひ皆さんも一度ビスタカーに乗ってみてくださいね。

ビスタカー外観

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