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奥伊勢エリアに詳しくなりたい

こんにちは、旅のトラウマ舎のOです。

度会町を中心に広がる「奥伊勢」という表記。正直あまり好きではない書き方なのですが、改めて調べてみたら、考え方を変える必要があるかなという結論に至りました。

そんな奥伊勢に関する調べ物記事、ぜひご覧ください。

奥伊勢という表記の歴史

そもそも奥伊勢というのはいつ頃から言われているんでしょうか。

調べていてビックリしたんですが、なんと1967年に制定された県の自然公園にすでに「奥伊勢」という表記がありました。

奥伊勢宮川峡県立自然公園のあらまし – 三重県

奥伊勢と言われはじめたのは少なくとも平成に入ってからだと思っていたので、思わぬ歴史、しかも行政主導のものがあって面食らってしまいました。

ちなみに、「大台ケ原」はこの県立自然公園には入っていないようです。

大台ケ原は別で吉野熊野国立公園に指定されているため、県立自然公園の指定範囲外になっているんでしょうね。

奥伊勢宮川峡県立自然公園は、宮川の中流域とその支流の大内山川流域を含む区域がおもな対象のようです。栃原~三瀬谷~滝原~大内山の紀勢本線沿線がおもな範囲と考えるのがスムーズでしょうか。

ほかの奥伊勢のスタート

奥伊勢フォレストピアが1998年に創業、奥伊勢パーキングエリアが1991年開業です。奥伊勢とつく道の駅は2つあり、奥伊勢おおだいが1999年・奥伊勢木つつ木館が1997年にそれぞれ開業しています。

小さいところでいうと、奥伊勢マンションというアパートが1990年築造という記録もありました。

現在まで残っているもので記録を辿れるもののスタート時期がたまたま重なっているだけかもしれませんが、1990年代に集中しています。もしかすると、そのころに「奥伊勢」として売り出していく観光事業等のムーブメントがあったのかもしれません、バブルのちょっとあとくらいですかね?

マップから奥伊勢を探る

Googleマップで検索したところ、一番北にある奥伊勢という表記は多気郡大台町栃原にある「奥伊勢ツーリスト」さんでした。勢和多気ICのすぐ南あたり、VISONの南くらいです。

そこから南にかけて、奥伊勢の森・奥伊勢PA・道の駅 奥伊勢おおだいなどが存在しています。

では南限はどこになるでしょうか。

想像していたよりもかなり南にありました。マップ右下の水辺は海になるので、山の印象が強い奥伊勢の印象と比べるとかなり海沿いまで広がっています。

先に紹介した県立自然公園の関連市町村は大紀町と大台町。

北限として発見した奥伊勢ツーリストさんは多気町でしたが、それ意外のスポットはどちらもほとんど大紀町と大台町に位置していましたし、現在言われている奥伊勢エリア=奥伊勢宮川峡県立自然公園の指定範囲と考えて問題ないでしょう。

奥伊勢に関するまとめ

という調査結果になりました。

本当に思った以上に歴史があり、奥伊勢という呼び方はどうかな…と思っていた自分も考えを改める必要があるなと実感いたしました。

また、なにか気になることがあれば調べてみたいと思います。

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