こんにちは、旅のトラウマ舎のOです。
伊勢市内の年末年始の交通規制情報をお知らせします。
伊勢市民には毎年、こういうペラが届きます。
これは、伊勢市民に向けた交通案内のお知らせです。内宮周辺や外宮周辺、インター周りの交通規制などの詳細を、事前に市民に向けて通達するものとなります。
そして暗に、年末年始(特に正月)は混むからなるべく家から出るなよ?という通達でもあります。
交通規制の全容
交通規制の期間
2023年12月31日(日) ~ 2024年1月8日(月/祝日)
2024年1月13日(土),14(日),20(土),21(日),27(土),28(日)
年末も30日までは交通規制なし、1月も1月9日以降の平日は交通規制なしです。4日と5日は平日ですが、交通規制が実施されますので注意してください。
交通規制の内容
① パークアンドバスライドの実施
② 高速道路の出口規制(伊勢西IC・伊勢IC)
③ 外宮前一部交差点・道路の通行禁止
④ 内宮前一部交差点・道路の通行禁止
⑤ 二見浦周辺の一部道路の通行禁止
おおまかな内容としては上記の通りです。大きいのは①と②、特に①のパークアンドバスライド実施時は、通常時と大きく参拝経路が変わります。
それでは、ここからはそれぞれの規制について見ていきます。
パークアンドバスライド
パークアンドバスライドとは、伊勢神宮周辺の交通量緩和・駐車場混雑緩和のため、離れた大きい駐車場に観光の自家用車を駐車させ、そこからバスで神宮までピストン輸送することを言います。
実施期間は1月1日~4日と7日の9:00~16:00。交通規制期間の中の一部期間、特に観光客が多いと思われる日のみ実施されます。
パークアンドバスライド実施時、とれる選択肢は大きく分けて2つ。
・パークアンドバスライド用駐車場へ自家用車を停めて、そこからシャトルバスで神宮へ。
・パークアンドバスライドを利用せず、自家用車でそのまま神宮へ。
それぞれ、解説します。
パークアンドバスライドを利用する場合
パークアンドバスライドを利用する場合、高速道路で朝熊東ICまで向かいます。そこから、サンアリーナ周辺のパークアンドバスライド専用駐車場へ車を駐車し、シャトルバスに乗り神宮へ向かいます。
シャトルバスは無料ですが、駐車場へ車を停めるのに1,000円かかります。
シャトルバスは内宮へ行くバスと外宮へ行くバスがあります。外宮~内宮間の移動は普通の路線バスを利用する形になり、別途運賃がかかります。もちろん、かえりのシャトルバスも運行されています。
この場合のメリットは、比較的混雑に巻き込まれる心配がないこと。駐車場周辺や、シャトルバスに乗り込んでから若干道路が混むことはあるかもしれませんが、パークアンドバスライド用の駐車場は大きいですし、車さえ停めてしまえばあとは比較的ラクかと思います。
一方、車を離れたところに停めないといけないので、お子さん連れだったり、車に必要なものをたくさん入れているような方は結構大変かもしれません。
パークアンドバスライドを利用しない場合
利用せず、自家用車で伊勢神宮の駐車場へ向かう場合、この期間は注意が必要です。
通常、伊勢神宮に行く際に利用する伊勢西ICと伊勢ICでは、パークアンドバスライド実施期間中に出口規制が行われ、高速から降りることができません。
つまり、伊勢西ICのひとつ前、玉城ICで高速を降りないと強制的にパークアンドバスライド駐車場方面へ向かうことになります。
なので、基本的にパークアンドバスライドを利用しない場合は玉城ICで高速を降りるのがオススメです。一応、伊勢ICの先の楠部IC・朝熊ICでは降りることができますが、そこから神宮方面へ向かう道は例年よく混雑してるので、あまりオススメできません。
この場合のメリットは、やはり神宮のすぐ近くまで自家用車で行ける点。さらに、外宮~内宮間も自家用車で移動できる点です。
一方でデメリットは、混雑に飛び込む形になること。年末年始の伊勢神宮周辺はそれはもう混みます。混み混みの混みです。シャトルバスや路線バスは、バス専用レーンが設置される都合上、結構するすると抜けていくのですが、自家用車だとそうはいきません。ご注意を。
高速道路の出口規制
パークアンドバスライドの項目でも説明しましたが、期間中伊勢西ICと伊勢ICで出口規制が行われます。伊勢西・伊勢それぞれ実施期間が違うのがややこしいところ…。
【伊勢西IC 出口規制実施期間】
12月31日 22:00 ~ 1月1日 15:30
1月2~4日・7日 8:45~15:30
1月5,6,8,13,14,20,21,27,28日 9:00~15:00
名古屋・大阪方面からの出口が通行不可。二見・鳥羽方面からの出口はそもそもありません。入り口は通行可能です。
【伊勢IC 出口規制実施期間】
1月1~4日,7日
名古屋・大阪方面 → 内宮方面の出口 8:45~18:30
名古屋・大阪方面 → 伊勢市街地方面の出口 8:45~15:30
二見・鳥羽方面 → 内宮方面の出口 8:45~18:30
二見・鳥羽方面 → 伊勢市街地方面の出口 通行可能
ややこしいですが、内宮方面への出口は日中は通行止めという認識で大丈夫です。
外宮前・内宮前の交通規制
ちょっとだけ、神宮周りも交通規制が入ります。普段曲がれるところが曲がれなかったりしますが、あんまり影響ないと思うので画像貼るだけにして解説はカットします。
内宮前、宇治橋に一番近い駐車場へ近付けないのだけちょっと影響ありますかね。
ちなみに駐車場に関してはこんな感じになっております。
二見浦周辺の一部道路の通行禁止
12月31日 23:00 ~ 1月1日 9:00までの間、二見浦・二見興玉神社の駐車場周辺は通行禁止となります。その期間中は二見総合駐車場など、少し離れた駐車場に車を停めて歩いて参拝することになります。
また、年末年始は夫婦岩の間から初日の出が上がることはありません。なので、わざわざ朝イチで薄暗い二見浦に行くのはあんまりメリットないです。地元の人が初詣に来たりしてます。
混雑回避のために
皆さん知りたいのはここだと思うので、地元民が思う混雑回避の手段を3つお教えします。
まずは車で来ないこと。近鉄なりJRなりを使いましょう。こっち来てからの混雑はありますが、高速とか23号とかの混雑は回避できます。特に近鉄は大晦日の夜から元旦にかけて終夜運転を行いますので、夜中も特急が走ってます。スゴイ。
年末から年始にかけて、臨時列車および運転区間延長列車を運転します
~今年も大阪・名古屋から伊勢方面に「ひのとり」の臨時列車が走ります~
あとは大晦日~元旦は避けること。ここはとにかく混みます。地元民も参拝に行きますし、もちろん観光客も多いです。さらに、三が日も避けられるとベストです。これだけでいくらかマシになりますね。
平日に来られる人は平日に。土日を回避するだけでかなり状況は変わります。
それと、時間をズラすこと。土日に来ないといけない場合、神宮への参拝を早朝や夜間にズラすのがオススメです。おはらい町での食べ歩きとかはできませんが、参拝することだけが目的なら人も少なく雰囲気もいい伊勢神宮を味わえると思います。
特に、1月1日~4日は伊勢神宮は終日参拝可能。夜間でも参拝できるので、あえてそこも面白いかもしれません。1年を通して、極端な早朝や夜間に伊勢神宮に入れるのは正月期間だけです。
まとめ
以上が、年末年始の伊勢市の交通規制情報となります。以下のサイトから詳細を確認することができると思いますので、リアルタイムな情報なんかはそちらをチェックしてください。
この記事の役割は、配られた交通案内図を皆さんに見てもらえるようにというのが趣旨ですので、今回はこのくらいで。さらば~。
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