こんにちは、旅のトラウマ舎のOです。
今回は、サトナカクッキーを焼いている工房がある「朝熊(あさま)」という集落のお話です。
伊勢市朝熊町のご紹介
朝熊町は独立した町ではなく、伊勢市の中のひとつの町となっています。
人口は1,000人ほど。決して多くはありませんが、近鉄の朝熊駅やおかげバスなどの公共交通機関もあり以外と恵まれた立地です。
郵便局もあります。さらに、昨年までは集落の中に食材を販売する商店もありました。そこはお刺身も売ってる、結構珍しい個人商店でした。閉店してしまったのは残念ですが、それでも今は移動スーパーが来ていますし、車で10分いけばイオンやスーパーがあります。
観光面でいくと伊勢志摩スカイラインが山頂を通っている「朝熊山」があり、登山客もよく訪れています。工房の前もちょくちょく他県ナンバーの車が通っていきますね。
あと、伊勢市の中では寒い地域になり、市街地と比べると2,3℃寒くなります。だからと言って雪が降るとかそういうことはないですが、寒さを活かして冬場に朝熊小菜という地物野菜が栽培されています。
この朝熊小菜、単純な野菜ではあるんですが栽培が結構難しいのです。メチャメチャ美味いんですけどね…。自分も2回くらい作付けしてみましたが、満足行く出来にはなりませんでした。
なぜここにサトナカの工房があるのか
それは…店長の自宅があるからです。
今の工房兼配送所は、店長の自宅の一部を改装して作られています。それと同時に工房はかつての路面電車の変電所跡をそのまま使っています。自宅に路面電車の変電所???と思うかもしれません。そうですよね、変なんですよ。
余談ですが、朝熊町にはサトナカクッキーの工房のほかに伊勢志摩を代表する2つのお土産の工場があります。分かりますか?
正解は…
赤福とシェルレーヌです。
これ、どちらも朝熊に工場があるんですよね~。なんでなんでしょうか、たまたまだと思いますが…。酒蔵みたいに水がキレイだからっていうわけでもないと思います。
…まあそんな、意図せずおみやげを作る町となった朝熊町について、軽くご紹介させていただきました。サトナカクッキーはこんなローカルな集落で作られているんです。また機会があれば、製造周りの紹介していきますね。
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