こんにちは、旅のトラウマ舎のOです。
みなさん、スノーシェッドって知っていますか?
スノーシェッドとは
「スノーシェッド」とは、道路に付けられた雪崩対策の屋根。性質上雪国でしか見ることができず、太平洋側ではほとんど見ることはありません。県境の山道でよく見かけます。
構造パターンがいくつかあり、さらに自然の地理に沿うように作られているため、場所によって見た目が違いちょっとした旅の楽しみになっています。
「スノーシェッド」という名前の通り、雪対策で付けられます。ほかに似たようなものとして、落石・岩石対策の「ロックシェッド」、土砂・土石流対策の「アースシェッド」などがあります。
総称 → 覆道(ふくどう)
また、「スノーシェッド」とは別で「スノーシェルター」というものもあります。
語感は似ていますが、シェッドとは違い地吹雪・吹雪の対策として付けられます。
スノーシェッドを見るには
まずは雪国に行く必要があります。そのうえで、平地ではなく山地へ行きましょう。
車がベストかと思いますが、鉄道からもスノーシェッドを見ることが出来ます。
鉄道の場合、線路にかかるスノーシェッドを見るというよりは、並行する道路のスノーシェッドを俯瞰的に見るほうが面白いと思います。山間部・県境を走るようなローカル線だと、国道と平行して走ってることが多いので、だいたい見れるはず。
季節的には夏冬どちらも楽しめます。夏場はスノーシェッドの間から日差しが差してくる様子がキレイです。記事前半のスノーシェルターの写真みたいな感じですね。
冬場はスノーシェッドが輝く時期。屋根の上にずっしり乗った雪は、スノーシェッドが役割を果たしている証拠です。
雪国に旅行するときは、ぜひスノーシェッド・スノーシェルターにも注目してみてくださいね。