こんにちは、ウェブ担当のOです。
たまにはウェブ担当ということで、ウェブについて思うことを少し。
SEO対策
世の中にはSEO対策というものが存在しています。分かりやすく言うと「検索に引っかかりやすくするための対策」です。
GoogleやYahooで検索したときに、上から順番にずらっとページが表示されますよね。あそこでなるべく上の方に表示されるように、ページの内容とかと工夫しましょう。っていうものになります。
つまり、検索した時に上位に表示されるページは「しっかりとSEO対策されたページ」ということになります。じゃあこれが正しいウェブサイトの在り方なのでしょうか…?
うちにも以前、SEO対策バッチリのページがありました
サトナカウェブショップは、WEB担当Oが楽天を除く全てのページを管理していますが、以前一度だけWEB関係のコンサル会社さんに入っていただき、アクセス数を伸ばす施策を取ったことがありました。
その際に「御神饌」でアクセス数を獲得するべく、先方に記事を書いていただいたのですが、その記事が読み物としてはあまりにも酷い出来でした。
SEO対策のために敷き詰められた「御神饌」というワード、そしてそれに関連するようなワードを散りばめて周りも固める。先方は御神饌や伊勢神宮に詳しいわけでもなく、神宮のサイトなどを調べてそこから情報を収集しているため、生の声という雰囲気が一切ない説明的な文章…
しばらくはそれで公開を続け、確かにアクセスは一時期増えたのですが、あまりにも…ということで店長が文章を書き直し後日公開し直しました。そのページからのアクセス数は減少しましたが、結果的には良かったのではないかと思っています。
ウェブサイトの本質
たとえば「伊勢 おみやげ」で検索したとします。そうすると上からずら~~っとじゃらんやら何やらの「オススメの伊勢土産~~」みたいなページが表示されてくるのですが「君ら本当に食べたのか????」
自分が記事を通してオススメする土産を食べてもいないようなヤツが書いた記事、どうなんよ。と思うわけです。
写真はインスタグラムから引用していて、中にはアカウントが無くなったり鍵アカになったりした影響で画像が見れなくなってしまっているものも多数。もっと露骨なのは商品を開封した写真がなく、売り場で撮影した画像を並べて「オススメ20選!」とかやってるWEBライター。
ひどすぎません???何を根拠に進めてるん??NAVERまとめのほうがマシじゃない???
もともと顧客の生の声が多かったInstagramでさえ、最近は「○○のオススメのお菓子▲▲選!」みたいなアカウントがでてきて、食べてもないのに公式サイトの画像を流用して紹介してるような状態になってしまってます。それでもWEBと比べたらだいぶマシですが…。
この人たちの目的は、自分が自信をもってオススメできるものを紹介するのではなく、ただただアクセスを稼ぎたい、ビュー数・フォロワー数を稼ぎたい、原稿料がもらえればそれでいいということなんだと思います。
しかしその結果、低質な紹介記事が増えて、じゃあWEBで探すのやめようか、Instagramで探すのやめようか、となるわけです。本末転倒ですよこれ。
そして、単純に商品を作っている人間や記事を見ているユーザーに対して、あまりにも失礼です。
さいごに
紹介記事を書いてくださる皆様、食べていただいてのレビューは本当にありがたいです。
しかし、アクセスやフォロワー獲得だけを目的として、礼節を欠きただ紹介するだけの記事を公開するのはあまりいいやり方とは思えません。
同じくWEBで書き物をしている者として、何卒よろしくお願いいたします。