こんにちは、旅のトラウマ舎のOです。
今回は地域の足、コミュニティバスのお話。
旅先でコミュニティバス、乗れる?
よく路線バスの難易度が高いと言われますが、コミュニティバスはそれ以上に難易度が高いです。
路線バスはバス会社が路線計画をして実際の運行をしていますが、コミュニティバスは基本的に自治体・行政が路線計画をしてバス会社が実際の運行を行なっています。
自治体によって違いますが、料金は一定のことが多いです。両替のことを考えると路線バスより使いやすいんですが、そのかわりICカードが使えないケースもあります。ここは一長一短という感じでしょうか。
情報収集がしにくい
路線バスの情報はバス会社のウェブサイトに集約されています。一方で、コミュニティバスの情報は自治体のサイトに掲載されていることがほとんどです。
ここが分かりにくく、バスの情報を調べていてもたどり着けないことが多いんですよね。
路線バスと同じ媒体で調べられればいいんですが、乗り換え検索アプリなどでも表示のされ方が違っていて分かりにくいです。
同じバスでありながら違うっていうのが、詳しくない人からするともう分からないですよね。
しかも、実際乗り場に行ったら三重交通のバスが来るので余計混乱します。
地域の毛細血管
そんなコミュニティバスですが、地域住民からすると路線バス以上にかゆいところに手が届く大切な足なのです。スーパーや病院・駅や市役所などを経由して各地域を繋いでいます。
旅先でも有効に使えれば、便利になることは間違いありません。「運営元が違う」「でも運行はバス会社」という2点を覚えておけば、いろんなことに納得できるはずです。苦手意識を持たず、利用してみてください。
ちなみに、コミュニティバスよりもさらに難易度が高いデマンドバスというのも存在します。これは乗車の前日、もしくは数時間前までに電話で予約をする必要があります。
伊勢市でも沼木バスなんかはデマンドバスにあたります。僕は未だに使ったことありません。一回使ってみようかな…。