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ローカル線の車内より、ボックス席とともに

こんにちは、旅のトラウマ舎のOです。

田舎へ旅行すると何かと乗る機会の多いローカル線、古い車両のちょっと汚れた窓から見る景色ってなんかいいですよね。

ボックス席とともに

これがボックス席

ローカル線のシートって4人掛けなんですよ。フカフカさの欠片もない背もたれ硬い4人掛けシート。

車両が古いから窓枠のところには大昔に書かれた相合い傘の落書きが残ってたりします。ここから景色を見るっていうのがまたいいんですよ。

空いてればね。

そう、これ混んだ時まじで地獄なんで。あんま想像できないでしょ、ローカル線がガッツリ混んでるの。

ゲリラ的大混雑の理由

ローカル線が混雑するパターンとしてはだいたい3つ。

朝夕の通学帰宅時間帯でたくさんの学生さんが乗っているパターン観光需要に対して路線が貧弱で観光客で混むパターン、そしてもう1つは青春18きっぷシーズンです。

学生大混雑

これは全然マシです。むしろちゃんと地元の需要あるんだな~って安心します。

ただし気を使います。この間、津から亀山に行く時にJRに乗ったんですけど、めちゃめちゃ女子高生が乗ってて車内に入るのにとっても気を使いました。だって中の方空いてるのにドア前混雑してるんですもん。

観光需要高すぎ路線

パッと思い浮かんだのは小樽から先の余市のほうへ行くローカル線ですかね。

あの辺多分2両編成とかなんですけど、スキーしにニセコ方面へ行く外国人がわんさかいるのでバリ混んでます。

このパターンは、乗客の荷物がバカでかいのが辛いです。ボックス席で4人掛けなのに2人+キャリーバック2個みたいなパターンになってて座れんケース多いです。

あと、外国人の割合が多いと車内が賑やかになります。彼らは車内で静かに過ごすっていうのがあんまりないので、日本の静かな電車に慣れてる自分らからするとびっくりします。まあ、文化の違いということで。

青春18きっぷシーズン

これもありますね~。初夏冬の特定のシーズンになると、青春18きっぷを片手にローカル線に乗りに来る乗り鉄さんが増えます。

だいたいソロなので静かなのはいいんですが…ボックス席の向かいの座席に足伸ばしてワンカップ飲んでるオジサンとかいると、それはお前マナー違反じゃないのかァ…?という気持ちになります。

隣のボックス席にそういう人がいると、逆側の景色チラ見したときに毎回視界に入ってきて嫌な気持ちになります。窓の向こうの絶景withおっさんの足。

ちなみに、この混雑はゲリラ的ではなく予測することが可能です。それはまた後日。

で、なんだっけ?

そうそう、ローカル線の話でした。

まあこんな感じで、ローカル線に乗ってると結構いろんな出来事があります。だからこそ、今回はあえて「車窓」ではなく「車内」という表記にさせていただきました。

大雪の岩手の無人駅で急に中国人の大群が乗ってきたこともありました。
落石で止まって4時間くらい遅れたこともありました。
冷房が鬼寒いこともありますし、暖房でシートが燃えるように熱いこともあります。

いろいろ不便なことがあるローカル線。地元民として地元のローカル線を使う時も、旅人として旅行先のローカル線を使う時も、少なからず不便に感じることがあると思います。ICカードも使えるようになってほしい。

でもその不便さから生まれるものもあるはず。せっかく不便なんです、快適なところでは生まれないナマの面白さを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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