こんにちは、旅のトラウマ舎です。
今回ちょっとだけ、過激派な部分が露わになると思います。
North UP と Heading UP
これ、たびたびインターネット上では論争になる問題ではあるので、先に言っておきます。
「North UP」は北が上、「Heading UP」は進行方向が上というものです。
正直、自分もカーナビとかは進行方向を上にして表示させます。なので、カーナビも北が上が正常だろという論争には今回は参加できません。
そして、今回は「進行方向を上にする」という作り方については全然否定する気ないです。分かりやすくていいと思います。
変遷と紙の地図に関して
そう、今回のお話は紙の地図に関して。
わたしは、紙の地図に関しては公式のきちんとしたものでなくても、できることなら北を上にしてほしいと思っている派閥です。結構過激よりの。
パンフレットとか、紙面のデザイン的にどうやっても北を上にできないものとかは、仕方ないのかなと思います。でも、そうじゃないはずなのにわざわざ北を上にせずレイアウトを組むのはちょっと…どうなのかなあと思ってしまいます。
そもそも、紙の地図では北を上にしていない=進行方向を上にしている(Heading UP)ではないのです。だって、進行方向に応じて回らないじゃないですか。
北を上にするルールは、進行方向を上にして初めて無視できると思うのです。つまり、北が上でない紙の地図・パンフレットは昔から決められているルールを破って、デザインのことやレイアウトのことだけを考えている自己中心的なマップということなのです。
たとえば、河崎のこのマップとかね。
河崎の街並み散歩地図
このマップで言うと、北がどっち側にあるかを指し示す記号すらもありません。もはや、地図としての役割を放棄してると言っていいでしょう。最悪です。
例外的に
個人的に一個だけ例外があると思っているのが、その先に行くことができない方角を上にするというものです。たとえば、海とか山とか。
たとえば、石川県の鶴来のこのマップ
白山市鶴来まち歩きマップ
この地図では東を上に書いていますが、東側には山があるためそちらへは実質的に行くことができません。行き止まりを上にすることで、読み手から見て奥が行き止まりになり感覚的に自然なため、北を上にしない理由付けにできると考えます。
みなさんは、北が上になっていない紙の地図どう思いますか?
これを機に一度考えてみてほしいです。
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