こんにちは、旅のトラウマ舎のOです。
岐阜県にある坂祝町というところのおはなし。
ほぎ??
いや、どうやったら「祝」を「ほぎ」って読むねーん。と思って調べてみました。
どうも、言葉として「言祝ぐ(ことほぐ)」「祝歌(ほぎうた)」「祝詞(ほぎごと)」という言葉があるようです。
「言祝ぐ」というのは言葉で祝いを伝えること。「寿ぐ」とも書くようです。「祝歌」「祝詞」についても、文字通りの意味合いです。
ほか、神職さんの呼び方のひとつとして「祝(ほうり)」というのもあるそう。
よく呼ばれる神主・禰宜の次位にあたるもので、同じく神に仕えるものだそうです。
意外にも、地名によくある当て字的表記ではないんですね。
坂祝の由来
坂祝町の由来は同地域にある「坂祝神社」
坂祝町のホームページには、「坂祝(さかはふり)神社」と記載されていたとあるため、どちらかというと先程の神職さんの役職である「祝(ほうり)」に当てはまるものなのかと思います。
しかし、岐阜新聞の記事には以下のような記載があります。
“「坂祝」は「坂に注意」という意味だったとされています。「ほき」は「歩危」で、好字の「祝」が充てられたのです。”(引用元 – 岐阜新聞Web)
坂を祝う地名…ではなく「坂に注意」難読・坂祝町 岐阜県内「ホキ地名」複数 – 岐阜新聞Web
さあ、分からなくなってきました。何が最初なんでしょうか。
まとめ
わかるようでわからん!
坂祝町の由来は坂祝神社である。坂祝神社はかつて「さかはふり神社」とされていた。しかし「坂に注意」という意味にするには「歩危(ほき)」である必要がある…。
「祝」の読み方を調べている段階ではなるほどなるほどと順調に進んでいる感じがしたのですが、由来となると急に込み入った話になってきました。祝ではなく歩危とか言われたら、もう理由わかりません。
歩危のほうも納得できるっちゃできますしね。
一応、岐阜県神社庁の坂祝神社に関するページも見に行ってみたのですが、とにかく漢字が多くさっぱり理解できませんでした。
土地の名前の歴史は一筋縄ではいきませんね…。