こんにちは、WEB担当のOです。
みなさん、普段歩いていますか?
今回は「一駅歩く」という行為について。
僕は旅先でよく時間を持て余します。そんな時、カフェで時間を潰したり、本屋に行ったりももちろんするんですが、たまに思い立って「一駅歩く」というのをやってしまいます。
この行為は、都会の人と田舎の人で感じ取り方がだいぶ違いますよね。田舎の一駅なんて下手すれば一つの山を越えることになるので、絶対に歩いてはいけません。なるべく街中、かつ平坦な場合にのみ一駅歩きます。
一駅歩くことの楽しさ
一駅歩くのは、けして時間潰しのためだけではありません。
旅行者が歩いているはずのない道を歩く楽しさというのが確かに存在します。住宅地に繋がる道や、地元の運動公園を抜ける道など、そこに暮らしている人しかいないような空間がどこにでもあります。
僕は、旅行=観光ではないと思っているので、有名なスポットを回るだけでなく、そういった地域の風景の中を非日常として歩く=旅行するのがとても好きです。
早足で駅へと向かう出勤前のお父さん、小さいながらも最新のまんが雑誌が店頭に並ぶ本屋さん、目立つ看板も何もないお茶屋さん、楽しそうに子どもたちが遊んでいる幼稚園、買い食いをしている学生、自転車のカゴにエコバッグを載せて走る主婦など…そこにある暮らしの中を「旅行」するのが凄く好きなんです。
一駅歩くという行為は、この空気感をとても簡単に味わうことができるんです。
ビギナーには地下鉄沿線がオススメ
自分で書いてて意味分からない見出しになりましたが、オススメの一駅歩きポイントは地下鉄です。地下鉄は駅と駅の間が比較的短いのが特徴です。そのため、一駅歩いてもそこまで苦になりません。
また、地下鉄=都会なので、当然街中を歩くことになります。お店や建築物も多いので、何かしら発見があることが多いです。
もう1つ、忘れがちなのは地下鉄は乗るのに地下に行かないといけないという点です。そのため、地下鉄に乗る場合でもそれなりの距離を上り下りしながら歩くことになります。だったら1駅くらい、なんなら2駅くらい歩いちゃえばいいじゃんってことですね。
田舎で一駅歩きをするときは
田舎の場合、取り返しのつかないことになる場合があるので、事前に調べてから一駅歩くようにしましょう。
まず、バイパス沿いを歩くのはオススメしません。車ばっかり多くてチェーン店がほとんど、しかも平野の中を抜けていることが多く風が強いことが多いです。夏は日陰が少なく、休むところがありません。
とはいえ、あぜ道に近いところを通るのも不安です。急に用水路にぶち当たって道がなくなったりします。ほどほどの道、なるべくなら旧街道と思われるところを歩きましょう。
また、目的地の駅の周りにコンビニや休むところがあるかは確認しておいたほうがいいです。歩いた後、疲れているのにろくに休むところがなかったら悲惨です。
そんなわけで、みなさんも旅に行ったらぜひ一駅歩いてみてください。雑に〆ます。