Site Overlay

田舎のご飯はおいしいという幻想は捨てた方がいい

こんにちは、旅のトラウマ舎のOです。

今回は田舎のご飯についてのお話。都会暮らしで自然豊かな田舎に憧れを持っている方、ぜひ一読くださいませ。

まずはじめに、都会暮らしをほとんどしたことがないので、ガッツリ都会と比較して田舎はこう!ということは言いません。どちらかと言うと「よく田舎へ旅行する人間が教える、田舎での店選びの注意点」というような意味合いで読んでいただけますと幸いです。

都会との違い

個人的に感じる一番の違いは「競合があるかどうか」だと思います。

ほどほどの地方都市なら新規開店があったりしてお店の移り変わりがあるのですが、本気の田舎に行くと一切の競合がない場合があります。集落には3つくらいしか飲食店がなく、地元のおじいさんとおばあさんがやっている…みたいな場合ですね。

この場合、かなり危険です。

※イメージです

気をつけるべきポイント

まず色々旅行に行っていろんなお店に入って思うのですが、正直言ってご高齢の方がやっている飲食店は田舎の場合美味しくない確率が高いです。

年齢を重ねると味覚が鈍ってきますので、これは仕方ないことです。

たま~にローカル線の旅とかで「地元に愛される老舗のうどん店!」みたいな感じで、高齢のご夫婦がやってるお店が出てきたりしますが、それはたまたま当たりなだけで危険なお店のほうが多いです。

こういったお店の共通点として、以下のような点があげられます。
・特に値段は高くないが安くもない
・接客も別によくはない
・美味しくなくて量が多い
・料理が出るまでに時間がかかる
・お客さんのメイン層は地元のおじいちゃんとおばあちゃん

といった点です。

上記のようなローカルな渋い店に憧れる人も居るかもしれませんが、オススメしません。

まず居心地がよくないです。美味しくない店というのはだいたい接客もよくないので、田舎に求められているような「温かさ」「人情」といったものを感じられません。人はいいからな…という救いがありません。

常連のじいさんばあさんとは愛想よく会話するけどよそ者には無愛想に接する高齢の店員さんなんかも余裕で居ます。だって競合いないですし、常連とは仲良くやってますからね。

なにより、基本的に「儲けを得よう」としてやっているお店ではないものですから、クオリティを上げようという気がさらさらありません。老舗の旅館なんかにもありがちですが、年金生活をしてるから利益はなくていい…みたいなやつですね。

田舎で美味しいご飯を食べるには

まず、前調べをめちゃくちゃちゃんとしたほうがいいです。「現地に行って探す」というのは、こと田舎に置いては悪手でしかありません。

また、田舎の美味しいお店というのは母数が少ないわりに需要が多いことから予約必須になることが多いです。なので、行く前に決めていくというのが最低限重要になります。

なんなら予約制でやってるおいしいお店もあります。ここに入れなくて昼食難民になったときの悲壮感は計り知れません。とにかく調べていきましょう。

そして予約をしない場合、必ず第3候補くらいまで調べておきましょう。田舎の飲食店は余裕で休みます。当然SNSはやっていないものとするので、臨時休業の情報は店の前に行かないとわかりません。

なので、Googleマップで見てやっているのを確認したとしても、他に行ける店の札を持っておいたほうがいいです。最悪の場合、3軒行って3軒臨時休業なんてこともあります。そうなるともうおもしろエピソードですけど…。

もし、飲食店を選ぶ嗅覚に自身がなく、現地で食べるものに困ったら大人しくバイパスに出てチェーン店に行きましょう。田舎へ行けば行くほど、チェーン店のありがたみを感じることになります。僕も田舎育ちなのでチェーン店大好きです。やよい軒最高!!

いろいろ言いましたが…

もちろん、美味しいお店もたくさんあります。

食材の鮮度という面では生産地が一番強いですし、安く食べられることもあります。その分、外したときの悔しさは大きいので、ぜひ伊勢をはじめとする地方へ観光に来られる際は、事前に飲食店を調べてアタリを付けておいてください。

まあ、伊勢くらいなら大丈夫ですけどね。志摩とか大台とかの山間部に行くときは…要注意です。

ほかの記事はこちらから

カテゴリー:トラウマ伊勢観光協会

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です