こんばんは、旅のトラウマ舎のOです。
今日はぼくが好きな街を紹介します。
新潟県五泉市
新潟県五泉(ごせん)市は新潟県の下越地方にある市。古くから絹織物の産地で、現在でも「五泉ニット」としてニットの地域ブランドを持っています。
県庁所在地である新潟市からも近く、JRの磐越西線も通っています。正直、目立った観光スポットというのはありませんが、ぼくはこの五泉という街が “なんとなく” 好きなのです。
五泉にある魅力
といっても、ここがいい!というのを言葉で表せるわけじゃないんですよね。雰囲気がいい。なんとなく。
ライターやってるのにそれでええんかお前という声もあるかと思いますが、雰囲気がいいって十分なことじゃないですか?街に降り立ったとき「なんか居心地いいな」って思うことありません?ぼくにとって五泉はそういうところなんですよね。
駅のすぐ前はわりと質素な雰囲気。少し歩くと人の行き来がある通りにたどり着きます。
この通りが結構独特な雰囲気でして、歩いているだけで楽しいんです。建物ごとに風合いも高さも違う雁木・マチマチな歩道の高さ…。五泉に来るといつも、この本通りを藪を抜けるようにして散歩しています。
「栄軒」を忘れずに
五泉のグルメでよく紹介されるのは栄軒。パン屋です。
さっきの藪…いや本通りをしばらく進むと、右手に「栄軒」というかわいらしい看板とともにパン屋さんが。
名物のコーヒーパンは五泉市民のソウルフード。
ただこの栄軒の良さはコーヒーパンだけじゃなく…。「ひっきりなしにキッチンからパンを運ぶおばちゃん」&「絶えないお客さん」という、地域のパン屋さんの魅力ある風景が100%味わえるトコロだと思うんです。
店内は惣菜パンもめちゃくちゃ豊富、サンド系は言ったら作ってくれるようなので、今度はオーダーしてみようかな。
ひとやすみするなら…
ちょっと休みたいなら、五泉ニットの複合拠点「LOOP&LOOP」へ。
「兵舎 → 五泉ニット工業協同組合事務所 → 五泉ニット複合拠点」という変わった経歴を辿る建物の中に、ショップ・カフェ・コワーキングスペースが入っています。
前回五泉を訪れたときにはなかった施設で、今回初めて行ってみたら随分歓迎してもらって温かい気持ちになりました。
ショップで買った五泉ニットの靴下、履いてみたらかなり履き心地よかったです。2,000円くらいで「五泉ニット」のアイテムを買えて、足取りも軽いです。
里芋もうまいぞ!
五泉市は新潟県で1番里芋の生産量が多いらしいです。
全然知らなかったんですが、新潟駅の中にあるお店で「五泉産 里芋唐揚げ」というのを見て頼んでみたらはちゃめちゃに美味しかったです。
五泉市内で食べられるところがあるかどうかはちょっと分かりませんが、紹介せずにはいられなかったので見かけたら絶対食べてください。絶対。
さいごに
五泉のことをつらつらと書いてきましたが、正直ぼくもまだ駅前のことしか知らないのが事実でございます。しかも行く度行く度冬。せっかく日本に四季があるのに、雪に覆われた1つの季節にしか五泉を訪れたことがありません。
まだまだ、春の五泉・秋の五泉にも訪れたい。駅の近くだけじゃなく、村松のほうまで行ってみたい。
なかなか頻繁に訪れることはできない距離ですが、何回も行きたくなるような空気感が本当に落ち着きます。ぜひ行ってみてくださいなんて軽いことは言いませんので、近くを通ったらちょっと五泉に顔を出してみてくださいませ。
五泉市の情報はこちらから → 五泉市観光協会
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