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隠岐の無人コンビニで垣間見える人間模様と島暮らしの心得【隠岐漂流記】

こんばんは、旅のトラウマ舎のOです。

久しぶりに旅の記事を書かせていただきます。最近お知らせ系ばっかりだったからね。

まえがき

先日、隠岐に行ってきました。3泊4日で結構色々歩き回ったので、そこで見つけたコト・モノを何回かに渡って記事にしていきます。

島と無人コンビニ

無人ミニコンビニ「勝馬屋」

隠岐の島町の西郷港から少し歩いたところにあった無人ミニコンビニ。普通に住宅地の中を歩いてたら突然出てきてちょっとビックリしました。

でもこれ、冷静に考えると島と親和性あるんですよね。

隠岐の島くらいの島ならまだ夜までやってるドラッグストアがありますが、そうじゃない島は夜に買い物するところって基本的に無いはず。そんな中、無人コンビニがあればいざ腹が減った時とかに頼れるわけです。

まあきちんとしてる人なら、事前に買い置きしておくとかあるのかもしれないですが、食欲ってそういうもんじゃないですからね。夕飯食べてからなんか腹減ってくるなんてのは当然のことなんですよ。そこを埋めてくれるこういう施設は本当に大事なんじゃないかと。

「勝馬屋」の中はこんな感じ

中はかなり狭く、自販機3台くらいと人数人が入るくらいのスペースしかありません。でもこれはこれで、たまり場にならない程度の広さと考えると納得です。最低限の維持管理で済ませるぞという強い意志を感じます。

品数もそこそこあり、結構いろんなもの売ってます。のり弁とかリンガーハットのちゃんぽんとか。

今これ書いてるのが夜の10時くらいなんですけど、めっちゃ腹減ってきました。

ど冷えもん

島は働き手も不足しがちでしょうし、こういう業務形態はどんどん浸透していくのかなと思います。最低限の管理さえできればいいですしね、島という立地がら防犯面もそこまで心配しなくてよさそうです。

ホワイトボードに現れる人間模様

このミニコンビニの中には、お客様の声を書くためのホワイトボードがありました。スーパーマーケットみたいですね。

…いろいろ要望がありますが、右下のたけしのスタンスが島暮らしの基本なのでしょうね。

自分は島暮らしではないですが、上を見てついつい「GUがほしい」とか「やよい軒がほしい」とか言ってしまいます。そんなときはこのたけしの「贅沢言わない、あるだけ感謝」という言葉を思い出したいです。

思わぬところで真理にたどり着いてしまいましたね…。

ど冷えもんは知夫にも…

知夫村・来居港にあるど冷えもん

ミニコンビニにあった自販機「ど冷えもん」は、人口600人の島・知夫里島の港にも設置されていました。

隠岐の島町にあったやつと比べると売ってるもの相当渋いですけどねこっち。サザエむき身といさきフライって。あっちと比べると観光の人に買ってもらうって感じなんでしょうか。

さいごに

あんまり注目したことなかった無人コンビニ、本土にあるのは餃子とかスイーツとか専門系ばっかりでちょっと敬遠してましたが、離島では積極的に寄ってみてもいいのかもしれないですね。

思いもよらぬ離島グルメに出会えるかもです。

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タグ:隠岐漂流記